山仲間と「古処山」を登りました。
福岡県朝倉市と嘉麻市との市境にそびえる山です。
豊かな原生林が残されており
植物の種類は多種にわたります ^-^。
珍しい野草も多いですよ♪
クモノスシダ
意外と珍しいシダ。
「クモノスシダ」で検索すると「古処山」と出てくるくらい
古処山ではよくみられます。
石灰岩に張り付いています。
この度のルートは
遊人の社 → 三叉路 → 奥の院 → 稜線出合
→ 古処山頂上 → 遊人の社(歩行時間約4時間)
初心者でも登り易い山とされていますが
この度のルートは直登+岩登りで結構ハードです。
こんなに急だから (;´Д`);
ひ~こら、ひ~こら、、
これがほぼ山頂まで続く・・
石灰岩からなるカルスト地形。
面白い山だ~。
「ナツエビネ」がここよ♪といわんばかりに咲いていたのですが・・
近寄れない (;´Д`)
写真には写っていませんが、手前の岩の先は
底がみえないくらい深い大穴・・
命かけるの、やめました(汗)。
残念ながら、花の終わった「ギンバイソウ」
数は少ないですが、可笑しな切れ込みの大きい葉で
かなり目を引きます。
やはり石灰岩が好きみたい。
必ずセットです ^-^;
ウインナーのような「ツチアケビ」
ラン科の腐生植物であります。
「シギンカラマツ」
もっともたくさん咲いていた野草。
可憐ですね~。
みたかったもののひとつが、地衣類の「サルオガセ(の仲間)」
古処山では普通にみられますが
これもかなり珍しいです。
ちなみに、サルオガセの学名は「ウスネア」であります。
パイナップル科のチランジア・ウスネオイデス
(サルオガセモドキ)にそっくり ^-^;