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Channel: うっTと植物たち。
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行縢山を登る2

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滝から割と険しくなる「行縢山(宮崎県延岡市)」

`むかばきやま´と読みます。

むかばきとは何ぞや?と思っていたら

この山の形が、行縢(毛皮製乗馬用下半身コート)に似ることから

山の名が伝えられているそうです。

大和朝廷が熊襲族討伐の折・・と神社の看板にありましたので

遥か昔のお話なのですね ^-^;

途中、おっちゃんが下山して来られたので

山頂まであとどのくらいですか?と尋ねたら

5分よ、頑張って!だって。

山の何分は本当に当てにならないからなあ (;´Д`)

その後、30分は登りましたわ(汗)。

山頂到着 \(^o^)/

心の底から楽しい~と思える山♪

で、さっそくあのツツジを探す。

すると登山ルートを外れた岩場にありました!

花色は株によって濃淡があります。

断崖絶壁に咲く美しいツツジ ^-^。

 

足場が危うく花に近づいて撮ることができませんでしたが

地元でみるコバノミツバツツジとは雰囲気が違うなあ。。

とはいえ、このミツバツツジが何になるのかについては

この花だけでは、私には同定できません。

交雑もするし、ミツバツツジの同定は大変難しいものです。

自生環境や開花時期等からして

ヒュウガミツバツツジかなあと思っているのですが。

なお、この辺りの山には7~8種もの

ミツバツツジ類が自生するらしい (;´Д`)、、

さらには、その他さまざまなツツジ類が自生しています。

アケボノツツジはとくに数が多いそうで。

このチョウもよく分からんやつ(笑)。

あまり人を恐れないのか、私の周りを飛び回り

時に服にくっついたりもして。

ヒオドシチョウ!?

ヤマビワ

地元では超レア樹種ですが、こちらでは普通。

やはり地元ではなかなか見かけないバリバリノキ。

バリバリノキはそこら中に生えていましたし

ハナガガシは実物を初めてみました。

宮崎県以外では、鹿児島、大分、高知、愛媛に稀です。

 

実は全く初めて見る植物を発見して

帰宅後に調べてみると固有種であることが分かりました。

とにかく自生植物の種類が多い上に

この辺りの山でしか見られない種も相当数あることを知りました。

ということで、5月に再度登りたいと思っているところです。

ちゅうか、必ず登ります!


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