久留米椿といえば`正義´ですよね。
たいへん古い(江戸時代の)園芸品種ですが
この花を見るとドキっとします。
これほどインパクトの強い日本ツバキは少ないですよ。
大輪で華やかで、これは海外の方にも受けそうな花。
シーボルトがヨーロッパに持ち帰ったツバキで
この品種をもとに多くの品種が生まれました。
久留米つばき園を視察してきました。
広大な敷地内に約500品種2000株ものツバキが植栽されています。
「国際優秀つばき園」のひとつでもあります。
ツバキの育種をする場合
とにかくたくさんの品種の実物を見ておくことは
選抜する上で非常に参考になりますからね。
とにかく広い ^-^;
さまざまな花木が植栽展示されていますが
ツバキに関して言えば、国内品種だけではなく
なかなか見る機会のない海外品種や
カメリア属の原種も多数。
ゆっくり観ようと思ったら1日は必要だなあ。。
`ダローネガ´
`スプリング・フライング´
`エルシー・ジュアリー´
`ターレル・ウィバー´
`サウス・シーズ´
久留米ツバキ`ひな桜´
久留米ツバキ`久留米玉手箱´
名花`江戸錦´
これらの品種の数々に肩を並べることができるようなツバキを
これからも目指して育種を続けていけたらなあと思います。
そろそろ新花を発表したいところではありますが
木本の育種はとにかく年月がかかります (;´Д`);